山本さん 鈴木さんの写真
REAL
VOICEスタッフインタビュー

#02

女性の多様な
働き方について

女性整備士も活躍中!
安心して働ける環境づくりへ

STAFF

施設GSE事業部 業務管理

山本さん(1996年入社)

施設GSE事業部 整備士

鈴木さん(2020年入社)

空港内で目にするちょっと変わった形の車両たち。
一般車両とは役割や機能が違う特殊車両は、整備も一般車両とは違います。施設GSE事業部の成田事業所で
車両整備業務に携わる整備士の鈴木さんと業務を管理する立場の山本さんに話を伺いました。

初の女性整備士。
派遣社員から正社員へ
鈴木
子どもの頃から車が好きで、自動車整備の専門学校に進学し、2級整備士の資格も取っていました。就職活動時からJALエアテックに興味があったのですが、「男性ばかりの職場だから」とあきらめていました。
別の会社に就職しましたが、「自分がやりたい仕事をしたい」と思う気持ちが強くなり、派遣社員としてJALエアテックに入社し車両整備の仕事に就きました。
派遣期間は2年間。1年半ほど経過した頃、まだ整備したことがない種類の車両もたくさんありましたし、もっとこの職場で整備の仕事がしたいと考えていました。そうしたらしばらく経って、JALエアテックが中途採用の募集を始めたんです。これはチャンスだと、応募しました。
鈴木さんの写真
目の前の作業に真剣に取り組み、
次第に認められる
鈴木
私が派遣されるまで、車両整備の現場は男性だけ。ここ成田の車両整備部署の事務部門には4人の女性がいますが、整備現場の女性は私1人です。最初のうちは、周りの皆さんも私とどう接したらいいのかわからないという感じだったようです。
ここで扱う車両は、一般車両とは違う特殊車両です。初めて目にする車両も多く、最初のうちはわからないことだらけでした。ですが、先輩方に教えていただきながら、毎日自分がやるべき仕事をして、できることが少しずつ増えていきました。仕事を覚えていくにしたがって、周りの先輩方から認められるようになり、わからないことがあればこちらから相談するなど、仕事上で会話する機会も増えました。一生懸命仕事をしていると、必ずその様子を見てくれる方、気にかけてくださる方がいらっしゃいました。
女性対応の現場環境整備を推進中
山本
鈴木さんを派遣社員として迎え入れるまで、車両整備の現場に女性のスタッフは居ませんでした。
社員募集については性別不問ですが、応募してくる方は男性が圧倒的に多いのが現状です。力のいる作業が多い現場であることは事実ですが、技術があれば性別によって区別することはありません。整備現場初の女性スタッフとして鈴木さんが入社したことを機に、今まで男性メインで設置されていた各種設備から、女性用の設備も設けるよう、会社として対応を進めています。女性も快適に働ける環境づくりに向け、改善を図っているところです。
山本さんの写真
さまざまな特殊車両の動きに感動
鈴木
一般の車両整備工場では経験できないような特殊車両を扱います。空港ならではの機能が多数あり、それらが正しく動作するか、すべての機能を点検します。初めて携わる車両の場合、「こんな動きするんだ!」と感動や楽しみがありますね。同じ種類の車両でも、日本製と海外製などメーカーによって違いもあり、覚えなければいけない作業もまだまだたくさんあります。知識も増やし、技術やノウハウを向上させなければなりませんから、自分自身の成長を止めることなく日々学んでいます。
山本さん 鈴木さんの写真
社員の誰もが、
安全に快適に働ける環境へ
鈴木
作業の現場は、気を抜くと危ないことも多いので、やはり安全には気を使います。まず、自分の安全確保が第一です。安全を保ちながら作業に当たり、会社に貢献することを意識するようにしています。また、複数人で一緒に作業する場合は、コミュニケーションをしっかり取ることも重要です。そのためには、普段から職場が良い雰囲気であることもポイントだと思います。
そして今後、女性の整備士が増えて欲しいですね。そのために、自分が何ができるか、何をすべきかを考えながら、これからも安全に仕事を続けていきたいと思います。
山本
現場のスタッフが、快適に安全に作業を続けられるようにすることが私の役割だと思っています。そのために、社員の意見を聞いて、現状の課題をひとつずつ解決していく、できるものから改善していくことを目指しています。みんなが働きやすい環境をつくることが今後の目標ですね。
山本さん 鈴木さんの作業風景 山本さん 鈴木さんの作業風景