整備士が持っている
器材への絶大な信頼感。
それを裏切らない、という誇り。
施設GSE事業部
器材整備Equipment Maintenance
01
業務内容
航空機整備を行う
整備士さんを支える
縁の下の力持ち的存在
私たち器材整備のミッションは、航空機整備を行う整備士さんのパフォーマンスを最大限に発揮していただくために、航空機周りの設備器材を、使用者目線でメンテナンスを行い、安全・安心・高品質をお届けすることです。
羽田・成田・福岡の各拠点空港で、空港駐在という地の利を生かした機動力から、航空機の遅延につながる施設設備のトラブルにも迅速に対応し、航空機の定時運航に貢献しております。
航空機整備用設備(通称ドック)
航空機の整備を行うためには、高いところで約20mもある垂直尾翼部分や胴体の上などにも、人が行かねばなりません。これを可能にしたのが、ドックと呼ばれる足場です。ドックは航空機の種類によって形を変え、かつ機体に密着するように装着されます。それぞれの部位ごとに自動や手動で動くのですが、私たちはこのドックのメンテナンスを行っています。
ドックの部位を動かす際は、災害の原因となる危険がないか、事前の危険予知活動を通じて安全を確保。共同作業で声を掛け合いながら、チームワークで作業を行います。このドックのメンテンスを行うには機械・電気・油圧・などは幅広い知識を必要とするだけでなく、ドックの構造や不具合の起きうるポイントなどクセを知る経験も要求されます。
自動倉庫のメンテナンス
羽田・成田空港には大量の航空機部品や材料を保有する自動倉庫が設置されています。弊社では、複数のメーカーにわたる自動倉庫および周辺機器のメンテナンスを行っています。
この自動倉庫は高さでいうと5階分相当の倉庫で、各空港支店にあるパソコンで指定した番号の部品が、自動で払いだされます。その部品を各空港支店に発送されるなど、自動倉庫は機械知識だけでなく、制御知識やプログラミング・ネットワーク環境などの知識も必要です。日々目まぐるしく向上するIT進化に追従する研鑽と実践力が必要な業務です。
02
私たちの
アピールポイント
航空インフラ整備に
とどまらず
多彩なフィールド展開は今後も
私たち器材整備は、長年培った技術力を活かし、航空業界以外のインフラ整備にも貢献しています。
例えば、官公庁などでは不審車両の侵入を防止するため、施設出入口にバリケードというものを設置しています。バリケードとは、緊急時に作動して施設内の安全を確保するもので、油圧を電気制御する構造となっているのですが、このメンテナンスや修理作業を行っております。
他には、千葉県にある航空科学博物館内で展示している大型模型やシュミレーターなど観覧者が実機体験できるもののメンテナンスを行っており、まさに整備器材グループの長年の経験と技術が他フィールドにも活かされている実例となります。
航空業界以外のインフラ整備実績
- 官公庁での突入防止装置(バリケード)の
メンテナンス - 航空博物館内の展示物の
メンテナンス・組立・レイアウト変更 - メーカーなどでの
空気圧縮機(コンプレッサー)のメンテナンス - 訓練用のモックアップ点検※1
- 橋梁点検車点検・修理※2
-
※1:モックアップ…工業製品の設計・デザイン段階で試作される、外見を実物そっくりに似せて作られた実物大の模型のこと
※2:橋梁…河川、渓谷、湖沼、海峡、運河、道路、鉄道などの上方に輸送路を設けるためにつくられる構造物の総称
03 ビジョン 私たちが目指す未来の姿
施設設備メーカーと連携したメンテナンス計画をはじめ、使用者目線に立った保全整備計画や、新しい設備器材のご提案を一層進めていきます。
また、今後拡張するであろうドローンの整備を行うため、ドローンに関わる資格取得など人財育成を進めており、自分たちの強みのさらなる深化へと繋げていく体制を構築していきます。
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